５３．ゴブリンの女王

ちょっと前の自分を思い出してみようかななんて思ってゴブリンの洞穴へ。
地図ばっかり見てたもんだから、すぐ落とし穴に落ちた。
ロープを使って登るなんて、凄く久しぶりの感覚だった。同時に体力がなくなったことを感じたけど！
カルードの手を借りて落とし穴から脱出。
他愛無い話で盛り上がりながらも、カルードのペースに飲み込まれるぼくという感じだった。
最終的にはカルードマスターになったの。
それで調子乗って、召還！なんてやったらもう吃驚。
元からそこに魔法陣があったようで、ぼくの召還という掛け声と突き立てた枝によって起動させてしまったのだい！
赤い二つの目がギラリ！でもそれはゴブリンの王を名乗るシル・ウェインだった。
カルードの語尾がゴブになってしまうという魔法にウケつつ、召還したからにはぼくの願いを一つ叶えてくれるというシル・ウェイン。
突然だったので結構悩んじゃったんだけど、超絶美人にしてくれと頼む。

煙に包まれ…そして次に目を開いたとき、ぼくは超絶美人に生まれ変わっていたよ。
ただし、ゴブリン界のね！！！！
ゴブリンになる日が来るなんて思ってもみなかったわ。
あの姿、カルードには早く忘れていただきたいもんだい。


Gala Mate　⇒　カルード★シル・ウェイン

いつもタイトルは場所名にしてたけど、飽きた（ぁ）
これからはオリジナルタイトルで行くー。