５８．三人の俳人

押し花しおりでも作って見ようかと、桜の並木道へと赴いた。
大量の花びらに降られ体中桜色に染まりながら回収はさせていただいた！
満開の時期もきてないのに、あんな降らせちゃってごめんという申し訳なさもありつつ。

ペルルとサーラと一緒に並木道を歩いた。
花びらをキャッチすると願い事が叶うというジンクスにサーラはのりのりで、しかも結果的には見事に成功。
ペルルを追い越しての彼女のスライディングキャッチは素晴らしかった！
そしてそれをきっかけに始まった俳句詠み。
いやー面白かった！
沈黙してしまうほどに三人がそれはもう必死に考えているってのがヒシヒシと伝わってきたもの。
けど、ああいう沈黙ってのも悪くないなと思ったよ。うん。

ペルルの一言によって始まった俳句詠み。
たちまち虜になってしまったぼくらは、まだ灯のある茶屋へと足を運ぶ。
団子と茶以外に勿論、二句目を楽しむためにね！


GalaMate⇒はなびら★ペルル★サーラ

舞い落ちる、花弁の命、追いかけて、咲いた笑顔は、春急かし

舞い落ちる、花弁の命、追いかけて、伸ばした手の中、希望がひとつ


句のルールを詳しく知らなかったから下手したらおかしいのかもしんないけど！
いいよね、楽しかったもん。