２６．山頂の大聖堂

雨に降られてびしょ濡れに。
聖堂で、
まひると一緒に暖炉の前で温まりながら会話を楽しんだ。
これから雨が雪に変わるかもしれないらしい。
明日朝起きて、カーテンを開いたら視界がキラキラで、真っ白！
なんてことになってたら結構嬉しい。
話している途中で、アイクがココアを持って来てくれた。
もうほぼ治りかけているらしいのだが、なんでも今噂の猿と遭遇したとかで。
元気そうだったけど、まだ完全じゃないんだから安静にしてほしいところだ。
けど、もし明日雪が積もったら一緒にカマクラを作ろうという話にはなった。
アイクは北国出身で、カマクラを上手く作る自信があるらしい。
頑丈で温かいカマクラを作って、キムチ鍋を囲みたい。

まひるは来月の２４日が誕生日で１５歳になるそうだ。
プレゼントとしてアクセサリーを用意することにしたよ。ちなみに好きな色は黄色だそうだ。
まひるが気に入る良いものを見つけたい。
あと、今月２６歳になったアイクには、イチゴジャムが上手く作れたらそれをプレゼントしようと思う。

アイクは空き倉庫に住んでるらしいのだが、物凄く綺麗らしい。
というか掃除が得意なんだって。
料理も得意で裁縫も得意ってどこの主夫…！
その空き倉庫を見てみたいというまひるのの一言で、
ぼくらは聖堂からアイクの空き倉庫へと移動することに。
（しかも夕飯セット。麻婆豆腐。）
なんでも同居人がいるらしいんだけどそれが恋人らしい。
しかもルナティだそうだ！？
何年か前に会ったことがあるんのだが、彼女は覚えてくれてるかなあ。
なんて思いながら、空き倉庫…いや、愛の巣へと。


がぁらめいつ→★まひる★アイク