４６．冒険者達の酒場

いっぱい持ってるシュシュをカウンターで広げてるところでハナマナと出会う。
彼女の年齢を当てればパフェを奢ってくれるという。
惜しかった、一つ足りなかった！
それでも奢ってくれるという流れになって、ぼくは抹茶パフェを美味しくいただきました。（最終的には抹茶オレも…。）

ハナマナは好きな人がいる。友達とかの好きじゃなくて、特別な意味での。
相手のために家事をして、料理をして、家で帰りを待ってる。
けど相手はハナマナのことを特別な意味で好きではない…みたい。
その本人に直接ぼくが聞いたわけじゃないから、完全にはわからないけどね？
でもハナマナは、相手に振り向いてもらおうだとか、そういうことも考えてはいないんだって。
ぼくだったら期待しちゃうと思う。これはどうだ！これでどうだ！みたいにさあ。
彼女は否定していたけど、ムショウのアイという言葉が脳裏を過ぎったね。
もうハナマナは諦めているようだったけど、ぼくはそれに同意することは出来なかった。
可能性のないものなんてないよ！どんなことだって、諦めたらそこで終わりになっちゃう。諦めない限り、どんなことでも希望はあり続けると思うんだ。
それに人の気持ちほど気まぐれで、ころころ変わるものなんてないと思わない？
だからぼくは、ハナマナが今より幸せなときが送れる日々のやってくることを信じるよ。

白と赤のシュシュは、ハナマナにとてもよく似合っていた。
あんなにふわふわでひらひらで、大きくて赤が目立っているんだ。
褒めてもらえるかもしれないよ。
そうしたらハナマナ、少しでも期待する気持ち、生まれない？


GalaMate　⇒　ハナマナ

４５．山頂の大聖堂

金髪抹茶瞳のトトロアちゃんは絶世の美女とまではいかないが、なかなかに可愛かったんじゃない？

ジゼットをはじめ、ウォーレンもチシカもこれはちょっと騙してやろう！
なんて思ったんだけど、彼らがその騙しに乗ってくれている状態だったよ。はは…。

まあでもお嬢様ぶるのは実に楽しかったー。
一番気をつけたのは、「ぼく」って言っちゃわないことだったけど！
一番驚いたのは、カメハメハメハハメハメ（略）で本当に波動拳みたいのが出ちゃった瞬間だね！？
チシカの背に手を置いておくことで、きっと彼女の持っている力がぼくに注ぎこまれるようになっていたんだろうが！
まさか自分の手の平からあんなミラクルを出す日が来ようとはな。

トトロアと最初に名乗ったもんだから、トラスナという名前をなかなか覚えてくれなかった。多分わざとだろうけど！？
最終的にぼくの愛称はトロということでまとまる。
誰かにどうして？と聞かれたときには、「みんなの心がトロで一つになってたから」って答えるよ。←ジゼット案。

トロトロみんなで言ってたらスシが食べたくなった。
チシカはあんまり食自体に興味がないようで、先に帰ってしまった。
ウォーレンが港にある美味い店を教えてくれるというから案内してもらうことに。


GalaMate　⇒　ジゼット★ウォーレン★チシカ

４４．冒険者達の酒場

自己紹介カードを書いてたの。質問が多すぎてちょっと面倒になってたんだけど、、、
テレサのおかげで放棄しないんで済んだよ。
勝手に質問に答えて書き出すわ、パフェが食べたいとしつこいわ、こいつ…！と最初は思ったものの、今は気の合う友達をまた一人見つけれたという気持ちだい。

自己紹介カードを通じて、テレサとも自己紹介をし合うような流れだった。
デラックスパフェを二人でつつきながら、一番好きな場所、これだけは我慢できない！ってこと、それから将来の夢とかについてお互いの考えを語りあった。
普通に話してるときは、「じゃあ今日の御題はこれで」って提示されないじゃん。
けど今回は御題にそって話していく…っていう感じで、いつもとは違う角度から相手を知っていくような感覚を覚えたよ！新鮮だった。

どの質問も話し合ってみると凄く興味深いものだった！
将来の夢を語るテレサはこっちも恥ずかしくなるくらいに照れていたなッ。
でもそういった風にどんな感情にも素直でいられるから彼女だからこそ、その夢も叶えることが出来るじゃないかな！
もう叶えるめの道には十分進みだしているとも感じたもの。

そういえば、テレサもがぁらりんピックに夢中みたいなようだ。
水曜のアイススケートはぜひ一緒に応援をしよう！という話になったの。
がぁらりんピック熱の強いぼくら二人で応援すれば、ひょっとしたら選手に届くかもしれないね？なんちって。

テレサが最後にくれたとびきりのスマイルを活力として、ぼくは一気に自己紹介カードを仕上げにかかった。


GalaMate　⇒　テレサ

４３．病院

病院の廊下は走っちゃいけません。
特に曲がり角なんて危ないわ、気をつけないと。ごめんね、メリィ！

打ち所が悪かったのか、メリィの意識が飛んでいる間、怪し気な医者が来た。
状況説明を促しながらスリーサイズをさり気なく聞き出す手法、慣れている…！と思ったね！危なく自慢も出来ないスリーサイズを言ってしまうところだった。

メリィの意識が戻ると医者はすぐに立ち去った。
怪しい先生だったけど、メリィの意識を戻してくれたのかもしれないな！？

彼女はここの病院で５年も働いているそうだ。しかも１５歳の頃からというから驚き。
まあ、それなのに病院内で迷子になっていたみたいなんだけど…。
薬師だからあまり病棟をうろつくことがないから仕方ない、と必死に言い訳をしてた。
薬師として白衣を着ているわけだし！？一応は病院全体を把握しておいてもらいたいなとは思ったよ…！
ぼくは、知り合いのおばあちゃんの代わりに湿布を受取りに来ていたんだ。
その話をしたら、メリィは薬品入浴剤というのをくれたよ。身体が凄く温まる効果があるそうだ。
湿布の他に嬉しいおまけがついたんだ、おばあちゃんも喜ぶことだろう。
メリィ、どうもありがとう！


GalaMate　⇒　メリィ★Dr.ヤブー

４２．病院

風邪薬をやっとこ貰いに行ったよ。
受け取ったらもう用はないし、帰ろうと思ったんだけど…片方手袋が無い。落とした。
ふと窓の外を見ると、ぼくの手袋の片割れを持っている娘を発見。
慌てて窓を開けて彼女を、マキナを呼び止めた。
日にちは過ぎちゃったけど、バレンタインのチョコを交換しながら話に花を咲かせた。
マキナは一ヶ月前くらいにがぁらへやってきた詩人らしい。あちこちの店を転々としながら、歌をうったいるそうな。
ここの下（酒場）でも歌ったことがあると言っていた。もしかしたら彼女と知らず、すでに歌を耳にしてはいるのかもしれないね。
これからは酒場に顔を出したときは、ステージに立つ人の顔をしっかりチェックせねば。


GalaMate　⇒　マキナ